2018年07月25日

『大洪水が神話になるとき』庄子大亮




 旧約聖書のノアの洪水から日本の神話まで、世界には多くの洪水神話が伝えられている。神話学、歴史学、考古学、地質学などを元に、古代にその地で何が起きたのかを検証し、これらの神話を生み出した人類の精神史に迫る。

 旧約聖書の「ノアの洪水」をはじめ、「ギルガメシュ叙事詩」、「マヤ神話」、そして日本の神話まで、世界の神話を紐解くと、驚くほど多くの洪水神話が伝えられていることに気づく。なぜ世界中に類似した神話が残されているのか? 神話学、歴史学、考古学、地質学などを元に、はるか古代にその地で何が起きたのかを検証し、洪水が実在したかどうかではなく、抗えない大災害と闘い、これらの神話を生み出した人類の精神史に迫る。

 本書は、世界中に大洪水の神話があるのはなぜかについて、地域毎、類型毎に分析し、なぜそうした神話が残されているのかについて論考したもの。洪水にまつわる神話や科学的な学説を取りまとめたものではありますが、神話の背景などは知識にはなりましたが、特に目新しい内容というものではなく、個人的にはイマイチでした。

【満足度】 ★★★

posted by babiru_22 at 19:40| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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