2018年08月12日

『ソーシャルメディア・マーケティング』水越康介




 これまでのマーケティングの本質を大切にしながら、インターネットやソーシャルメディアを活用した新しい概念を解説。個別のソーシャルメディアの特徴や使い方、理論や考え方を、事例とともに示す。

 消費者一人一人が主役となり、自らが発信する時代へ。ネットを介した口コミが商品の売れ行きを左右し、時には、消費者が製品のイノベーションにも寄与する。売り手と買い手という立場を超えて、共に何かをなすという意味での「共創」という概念が重要となってきている。本書では、ソーシャルメディア(SNSやブログなど)の個別具体的な活用法ではなく、共創という概念が従来のマーケティングを進化させたというストーリーを描く。ネットの隆盛で既存のマーケティングが役にたたなくなったわけではない。マーケティングに精通した学者が、新しい概念を取り込んで体系化し、SNS等のソフトの盛衰にかかわらず、時代に即したマーケティングを解説する。

 本書は、デジタル時代に必須となったマーケティング手法について、これまでのマーケティングの本質を大切にしながら、インターネットやソーシャルメディアを活用した新しい概念を習得することが必要になってくること概念を解説したもの。「顧客の必要に応え、よりよい社会を創り出す」ことを主眼に、個別のソーシャルメディアの特徴や使い方に留まらず、理論や考え方を中心に記述されています。もう少し具体的な実例を取り上げていると更に良かったようには思いますが、顧客を知る・顧客に伝える・顧客と繋がる・顧客と創る・成果を測る……という点は参考になりました。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 17:30| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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