2018年08月15日

『消えた21億円を追え ロッキード事件40年目のスクープ』NHK「未解決事件」取材班




 総理大臣経験者が逮捕・起訴されるという前代未聞の展開を見せた“戦後最大の疑獄”ロッキード事件の真相に、極秘資料と多くの証言から迫った、NHK「未解決事件」を書籍化。放送に盛り込めなかった資料や証言も網羅。

 1976年7月27日、民間機導入をめぐり「5億円」の賄賂を受け取ったとして、元総理大臣・田中角栄が逮捕された。総理大臣経験者が初めて裁かれた、戦後最大の疑獄「ロッキード事件」。しかし、事件は今も多くの謎が残されたままだ。最大の謎は、「21億円」もの金の行方が未解明に終わったことだった。疑惑が向けられていたのは、昭和の怪物「児玉誉士夫」とロッキード社製軍用機「P3C」。日本へのP3C導入をめぐり、何らかの“工作”があったのではないか、と疑われた。事件から40年、その手がかりとなる資料が次々に発掘され、数々の歴史的証言が得られた。見えてきたのは、軍事と金をめぐる日米両政府の「巨大な闇」、真実を覆い隠そうとする「国家の姿」……。「田中角栄逮捕」の熱狂に隠れた、ロッキード事件の真相とは。数奇な展開をたどった事件の内幕に迫る。

 「ロッキード事件」は、田中角栄元首相など主要関係者が逮捕・起訴され、判決も出ており、事件としては「終わっている」状態でもありますが、本書は、ロッキード事件の捜査を指揮し、その後、検事総長にもなった吉永祐介氏から、元NHK記者の小俣一平氏に「後世に残してほしい」と託されていた、段ボール20箱以上という膨大な捜査資料を元に、あまり知られていないロッキード社製軍用機「P3C」についての事実が明かされます。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 20:50| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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