2018年09月28日

『壊れた世界で“グッドライフ”を探して』マーク・サンディーン




 ミニマルライフやシンプルな生活は、現状に対する不服従の実践だ…。人類の食欲が地球の資源を上回るようになった現代で、食とエネルギーを自給自足するシンプルな暮らしを実践する3家族を紹介する。

 シンプルな生き方は簡単じゃない。シンプルですらない。格差を生み出し続ける資本主義と、搾取や地球環境への負荷を生み出す行き過ぎた消費社会から積極的に抜け出し、ローカルやコミュニティの価値を重視する、倫理的で自由な生き方は本当に可能なのか!? 『スエロは洞窟で暮らすことにした』の著者最新作。

 本書は、資本主義社会から離れて共同生活を送る3家族を紹介したノンフィクションですが、環境破壊や気候変動など、地球上の様々な問題を考えて行動しようとしている姿勢は認めますが、気持ちのストイック差は理解できるものの、個人的には中途半端に見える部分が多かったのが残念です。日本でも、環境問題について訴える人も多いですが、その割には車を使い、化石燃料や電気を使い、化繊の衣類を使い、医療制度を利用していますが、問題提起をするのであれば、山奥で自然環境で、電気もガスもない石油もない生活を自ら率先して訴えるのであるなら、行動と言動が伴いますから、絶対的に認めますが、それが中途半端な人たちが多すぎるのが残念にも思っていますが、本書の生活ぶりも中途半端だったことが残念です。

【満足度】 ★★☆
posted by babiru_22 at 15:00| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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