2018年10月29日

『完全犯罪の死角 刑事花房京子』香納諒一

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完全犯罪の死角 刑事花房京子 [ 香納諒一 ]
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 留理は亡き父から引き継いだ会社を守るため、志を異にする兄とその愛人でもある秘書を痴情のもつれを装って殺した。だが翌朝、家政婦から、家に入った強盗に兄が殺されたようだという連絡が…。『小説宝石』連載を単行本化。

 沢渡留理は亡き父親から引き継いだ会社“沢渡家具”を守ろうと必死だった。そのためには、志を異にする兄・要次と、その愛人でもある秘書の福田麻衣子を排除するしかない。留理は綿密に計画を練り、痴情のもつれを装ってふたりを殺した。偽装工作は完璧だったはずなのに、翌朝、家政婦から、家に強盗が入り、その強盗に兄が殺されたようだという連絡を受ける。いったい何が……。想定外の出来事に混乱しつつ現場に戻った留理は、子供のように捜査に没頭している長身の女刑事と出会った。その女は、花房京子と名乗った……。

 物語は、完全犯罪を成し遂げたと思っている女と、その犯罪の綻びを探して見破ろうとする女刑事の捜査を描いた作品。香納諒一の作品でしたから、ハードボイルドタッチの緻密なミステリと思って読み始めましたが、登場人物の存在感が薄く、肝心のミステリ部分も正直弱く、これでは完全犯罪ではなく不完全犯罪にもなっていただけに、読みやすかったものの物足りなさを強く感じた点が残念です。

【満足度】 ★★☆
posted by babiru_22 at 19:28| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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