2018年11月19日

『なぜ倒産 23社の破綻に学ぶ失敗の法則』日経トップリーダー編




 攻めの投資でつまずく、危機対応が後手に回る、売れてもキャッシュが残らない…。中堅・中小企業23社の事例を取り上げ、破綻の理由をあらゆる角度から分析する。『日経トップリーダー』連載を基に書籍化。

 苦渋の証言から読み解く破綻企業の敗因。大ベストセラー誕生から始まった経営者の迷走。大手に真っ向勝負を挑んだ新工場、過剰投資に終わる。取材殺到するも内実は…。資金ショートに沈んだベンチャー。人を育てずFC展開、爆走の末に散った人気チェーン。ビジネスモデルも社員も刻々と老化、力尽きた老舗宝飾店。…こうするよりほかなかったのか?

 本書は、様々な企業が破綻に至った経緯と、その要因を分析した一冊。経営者向けの月刊誌『日経トップリーダー』が、帝国データバンク、および東京商工リサーチの協力を得て、近年、経営破綻した23社を徹底取材し、現場社員や取引先そして経営者本人の苦渋の証言、及び、決算や登記簿などの資料から、破綻に至った経営を多角的に読み解いています。大きく3章に分けられていて、「急成長には落とし穴がある」「ビジネスモデルが陳腐化したときの分かれ道」「リスク管理の甘さはいつでも命取りになる」とありますが、内部事情が細かくまとめられていて、企業のリスク事例としても価値ある一冊です。

【満足度】 ★★★★☆
posted by babiru_22 at 18:49| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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