2019年02月21日

『青少年のための小説入門』久保寺健彦

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青少年のための小説入門 [ 久保寺 健彦 ]
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 いじめられっ子の中学生・一真は、ヤンキーの登に「小説の朗読をしてくれ」と頼まれる。ディスレクシアで読み書きができない登だが、名作小説をともに読むうちに、ふたりは本の面白さに熱狂しはじめ…。

 1982年4月、中学2年だった一真は、万引きを強要された現場で、ヤンキーの登(のぼる)と出会う。登は、いじめをやめさせる代わりに、「小説の朗読をして欲しい」と、一風変わった提案を一真に持ちかける。実は登には「小説を書きたい」という野望があった。ところが、登は幼いころから自由に読み書きができなかった。しかし、登には一度聞いた物語は一言一句忘れない特技があり、頭の中に湧き出すストーリーを生かして作家になることを目指していた。そこで、一真に小説を朗読させてコンビで作家になることを目指そうとしたのだ。はじめは嫌々だった一真だが、たくさんの小説をふたりで読むうちに、「面白い小説を創る」という想いが加速していく。しかし、次々に壁がふたりの前に立ちはだかり……。

 本書は、小説を読み、小説を書くことをテーマにした青春小説。ハウツー本ぽいタイトルではありますが、文字の読み書きができないディスレクシアという障害をもったヤンキーの登と、秀才中学生である一真がコンビを組んで小説家を目指すストーリーで、真は、読み書きができない登のために様々な本を朗読するのですが、実在する名作が多く登場するため、小説づくりのノウハウも書かれ、小説版『バクマン。』というような作品です。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 19:09| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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