2019年02月22日

『30センチの冒険』三崎亜記

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30センチの冒険 [ 三崎 亜記 ]
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 バスに乗って迷い込んだ異世界の人々は奇妙な災害に苦しんでいた。彼らを救うため、男はこの世界にあるはずのない「30センチのものさし」を手に立ち上がる…。『別冊文藝春秋』連載を加筆し単行本化。

 故郷に帰るバスに乗ったユーリが迷い込んだのは、遠近の概念が狂った世界だった。ここでは、目の前に見えるものがそばにあるとは限らず、屋外に出ればたちまち道に迷ってしまう。街の人々に教えられ、ユーリはこの世界のことを少しずつ知っていく。私生活のすべてを犠牲にして、この世界の道筋を記憶する女性「ネハリ」。不死の「渡来人」。砂漠の先にある「分断線」。人間と決別し、野生に戻った本たちと「本を統べる者」。そして、通り過ぎる街の人々を連れ去っていく「鼓笛隊」。全滅の危機に瀕した街のために、ユーリは立ち上がる。この世界にあるはずのない「30センチのものさし」を持って。

 物語は、パラレルワールドの冒険譚。著者らしい独特の世界観が描かれますが、この世界観の説明は非常に難しく、ファンタジーとしてはそれなりの面白さはあったものの、展開を急ぎすぎた点が残念です。

【満足度】 ★★★
posted by babiru_22 at 16:21| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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