2019年05月25日

『美と破壊の女優 京マチ子』北村匡平




 美と破壊性をあわせ持つ無二の映画女優、京マチ子。彼女の主演作が海外の名だたる映画祭で評価されたのはなぜか? 戦後多くの日本人に支持されたのはなぜか? 多彩な役を変幻自在に演じた女優・京マチ子の魅力を語り尽くす。

 美と破壊性をあわせ持つ無二の女優、京マチ子。映画デビュー後、瞬く間にスターの座に上り詰め、日本映画の黄金期を駆け抜けた。出演作は100本に上り、強烈な肉体美で旧弊な道徳を破壊したかと思えば、古典的で淑やかな日本女性を演じてみせた。彼女の主演作が海外の名だたる映画祭で高く評価されたのはなぜか? 戦後、多くの日本人に熱烈に支持されたのはなぜか? ヴァンプから醜女、喜劇からシリアスな役まで、多彩な役を変幻自在に演じた女優・京マチ子の魅力を語り尽くす。

 本書は、「京マチ子の誕生前夜」「肉体派ヴァンプ女優の躍進」「国際派グランプリ女優へ」など全8章にわたって京マチ子の魅力を掘り下げた評伝本。本書を読んで、京マチ子が小津安二郎、溝口健二、成瀬己喜男、黒澤明の日本映画の4巨匠の映画全て出演した経験があった貴重な女優だと改めて気づかされます。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 18:40| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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