2019年05月27日

『漂砂の塔』大沢在昌

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漂砂の塔 [ 大沢 在昌 ]
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 2022年、北方領土の日中露合弁会社で日本人が殺された。捜査権がなく、武器も持てない土地で、ロシア系クォーターの警視庁潜入捜査官・石上が、単身事件を追う! 『小説すばる』連載を加筆・修正し単行本化。

 2022年、雪と氷に閉ざされた北方領土の離島。日中露合弁のレアアース生産会社「オロテック」で働く日本人技術者が、死体となって発見された。凍てつく海岸に横たわる体。何者かに抉りとられていた両目。捜査権がなく、武器も持てない土地に送り込まれたのは、ロシア系クォーターで中国語とロシア語が堪能な警視庁の石上だった。元KGBの施設長、美貌の女医、国境警備隊の若き将校、ナイトクラブのボス…敵か、味方か? 信じられるのは、いったい誰だ? 日中露三ヵ国の思惑が交錯し、人間たちの欲望が渦を巻く!

 物語は、北方領土の離島を舞台に、日中ロの合弁会社で働く日本人が殺され、警視庁の潜入捜査官・石上が送り込まれるが、そこには謎に包まれた女性医師やナイトクラブのボス、情報員らしい中国人らが待っており、90年前の猟奇的な殺人事件との関連も浮上し、事態は混迷の度を深めていく……というストーリー。約650ページのボリュームある内容でしたが、潜入捜査官・石上の孤軍奮闘ぶりがテンポよく、大沢ワールドが楽しめる作品です。

【満足度】 ★★★★☆
posted by babiru_22 at 17:16| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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