2019年06月20日

『人類滅亡小説』山田宗樹

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人類滅亡小説 [ 山田宗樹 ]
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 雲の中の微生物が変異・大量発生し、周囲の酸素を吸収するように。自重で雲が落下した地点は急激な酸欠状態になり、生物は死んでしまう。予測不能の事態に有効な手立てを見いだせない人間は、いかに生きるのかを選び始め…。

 空に浮かぶ雲の中に古代から存在してきた微生物。それらが変異し大量発生、周囲の酸素を吸収するようになった。その雲が自重で地面に落下。その現象が起きた地点は急激な酸欠状態になり、ほとんどの生物が死んでいくという惨状が次次と発生。だがその予測不能な事態に、人間は有効な手立てを何も見いだせないでいた。終末感が漂う時代、人々はいかに生きるのかを選び始める。普段どおりの生活を続ける者、新興宗教に救いを求める者、微かな生存に望みを託す者、いっそ鮮やかな死を望む者、そして…。

 物語は、細菌が異常繁殖した雲が大量発生し、酸素の欠乏などで人類が危機に瀕することとなり、僅かな人々を生き延びさせるための巨大施設の建設が各地で計画されるが、日本では一部の人しか入れないことへの不満が噴出し、計画は難航する…という登場人物が三代にわたるSF作品。物語の設定は非常に良かったものの、登場人物が多すぎて、設定が活かしきれていないところがあったのがマイナスでしたし、科学的根拠をしっかりと描いてほしかったですが、エンタメとしては面白かったです。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 17:04| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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