2019年07月29日

『死に山 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相』ドニー・アイカー




 学生登山家9名が凄惨な死に様で発見された、旧ソ連・ウラル山脈で起きた遭難事件「ディアトロフ峠事件」。原因は雪崩か吹雪か、あるいは衝撃波か? アメリカ人ドキュメンタリー映画作家が、未解決事件の全貌と真相に迫る。

 1959年、冷戦下のソ連・ウラル山脈で起きた遭難事故。登山チーム9名はテントから1キロ半ほども離れた場所で、この世のものとは思えない凄惨な死に様で発見された。氷点下の中で衣服をろくに着けておらず、全員が靴を履いていない。3人は頭蓋骨折などの重傷、女性メンバーの1人は舌を喪失。遺体の着衣からは異常な濃度の放射線が検出された。最終報告書は「未知の不可抗力によって死亡」と語るのみ…。地元住民に「死に山」と名づけられ、事件から50年を経てもなおインターネットを席巻、われわれを翻弄しつづけるこの事件に、アメリカ人ドキュメンタリー映画作家が挑む。彼が到達した驚くべき結末とは…!

 本書は、1959年に旧ソ連・ウラル山脈で起きた「ディアトロフ峠事件」の真相を追ったノンフィクション。ある登山チーム9名がテントから1キロ半ほども離れた場所で、凄惨な死に様で発見され、氷点下の中で衣服を着けておらず、全員が靴を履いていない。遺体の着衣からは異常な濃度の放射線が検出される……というこの事件について、丁寧に真相に向けて追っていきます。著者が最後に到達した科学的結論が真相かどうかは分かりませんが、非常に興味深いノンフィクションでした。

【満足度】 ★★★★☆
posted by babiru_22 at 07:50| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]