2019年08月09日

『木曜日の子ども』重松 清

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木曜日の子ども [ 重松 清 ]
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 再婚した妻の連れ子がひどいいじめにあい転校した先は、7年前、給食への毒物混入で無差別殺人事件が起きた学校だった。やがて静かなニュータウンで次々と怪死事件が起こり…。『野性時代』連載を大幅改稿し書籍化。

 7年前、旭ヶ丘の中学校で起きた、クラスメイト9人の無差別毒殺事件。結婚を機にその地に越してきた私は、妻の連れ子である14歳の晴彦との距離をつかみかねていた。前の学校でひどいいじめに遭っていた晴彦は、毒殺事件の犯人・上田祐太郎と面影が似ているらしい。この夏、上田は社会に復帰し、ひそかに噂が流れる……世界の終わりを見せるために、ウエダサマが降臨した。やがて旭ヶ丘に相次ぐ、不審者情報、飼い犬の変死、学校への脅迫状。一方、晴彦は「友だちができたんだ」と笑う。信じたい。けれど、確かめるのが怖い。そして再び、「事件」は起きた……。

 本書は、14歳の少年・上田が給食に毒を入れてクラスメイト9人を殺害した事件の7年後の学校に、上田と顔が似ていると言われる少年・晴彦が、前の学校でいじめが原因で自殺未遂をしていづらくなり、転校してくることに始まる作品ですが、神戸連続殺傷事件をモチーフにした作品。著者の作品では異質ともいえる作品で、少年達の心の闇を描いた物語でもありますが、中盤までは非常に読み応えがあったものの、後半からラストに欠けては詳細は書けませんが、一気に失速したのが残念です。

【満足度】 ★★★
posted by babiru_22 at 18:53| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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