2019年08月28日

『知られざるシベリア抑留の悲劇』長勢了治




 飢餓、重労働、酷寒の三重苦…。日本兵の切実な体験記や、ソ連側の写真文集などを駆使して、ロシア極北マガダンの「地獄の収容所」の実態を明らかにする。マガダン・コルィマ収容所で死亡した捕虜154人の詳細データも収録。

 日本降伏直後の昭和20年8月17日、ソ連軍が突如、北千島の占守島に侵攻してきた。占守島の戦いの最前線にいたのは、旭川第七師団編制の村上大隊と竹下大隊を主体とした4000名。停戦後、武装解除された日本兵は、「日本帰国」とだまされて、最北のシベリアへ送られた。マガダン・コルィマ収容所で死亡した捕虜154名の詳細データも収録。飢餓、重労働、酷寒の三重苦を生き延びた日本兵の体験記、ソ連側の写真文集などを駆使して、ロシア極北マガダンの「地獄の収容所」の実態を明らかにする。

 本書は、シベリア拉致抑留された日本人が体験した「強制労働」の実態を取り上げたものですが、これこそ戦争犯罪であり、多くの日本人にこの事実を知ってほしいと思います。日本兵の切実な体験記は胸が熱くこみあげてくるもので、シベリア抑留の暴虐は絶対に繰り返されてはならないものであり、現ロシアの人達は勿論ですが、世界にこの史実をぜひとも知ってほしいものです。

【満足度】 ★★★★☆
posted by babiru_22 at 16:45| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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