2019年09月28日

『死にがいを求めて生きているの』朝井リョウ




 植物状態のまま眠る青年と見守る友人。美しい繋がりに見えるふたりの“歪な真実”とは? 平坦で争いのない「平成」の日常を、朝井リョウが現代の闇と祈りを込めて描く。『小説BOC』連載を加筆修正し単行本化。

 植物状態のまま病院で眠る智也と、献身的に見守る雄介。2人の間に横たわる“歪な真実”とは? 毎日の繰り返しに倦んだ看護師、クラスで浮かないよう立ち回る転校生、注目を浴びようともがく大学生、時代に取り残された中年ディレクター。交わるはずのない点と点が、智也と雄介をなぞる線になるとき、目隠しをされた“平成”という時代の闇が露わになる…“平成”を生きる若者たちが背負う自滅と祈りの物語。

 本書は、札幌の病院に入院中の南水智也と、今なお植物状態にある友を見舞う堀北雄介を軸に、俗にゆとり世代と呼ばれる彼らの少年期から青年期までを全10章に描いた作品。登場人物達との世代間の違いなのでしょうが、共感できないところが多かったですが、改めてゆとり世代というものを考えさせられました。

【満足度】 ★★★
posted by babiru_22 at 17:42| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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