2020年01月22日

『罪の轍』奥田英朗

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

罪の轍 [ 奥田 英朗 ]
価格:1980円(税込、送料無料) (2020/1/22時点)




 東京オリンピックを翌年にひかえた昭和38年、浅草で男児誘拐事件が発生した。しかし犯人が求めていたのは、大金でも、子どもの命でもなく…。犯罪ミステリ。『小説新潮』連載を改題し単行本化。

 刑事たちの執念の捜査×容疑者の壮絶な孤独……。犯罪小説の最高峰、ここに誕生! 東京オリンピックを翌年に控えた昭和38年。浅草で男児誘拐事件が発生し、日本中を恐怖と怒りの渦に叩き込んだ。事件を担当する捜査一課の落合昌夫は、子供達から「莫迦」と呼ばれる北国訛りの男の噂を聞く……。世間から置き去りにされた人間の孤独を、緊迫感あふれる描写と圧倒的リアリティで描く社会派ミステリの真髄。

 本書は、東京五輪前年の「吉展ちゃん事件」をモチーフに、犯人とその周辺人物、捜査員らに多視点で迫る犯罪ミステリ。犯罪小説・警察小説としても読み応え抜群で、犯人が抱える悲しい過去と壮絶な孤独、それを追う刑事たちの執念の捜査は見事な描写で、犯人と刑事の心の交流も胸が熱くなります。

【満足度】 ★★★★
ラベル:奥田英朗 罪の轍
posted by babiru_22 at 15:46| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]