2020年02月18日

『死にゆく者の祈り』中山七里

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死にゆく者の祈り [ 中山 七里 ]
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 無二の友人は死刑確定囚だった…。囚人に仏道を説く教誨師・顕真は、不可解なカップル刺殺事件の真相を追ううちに、真の救済の意味を知る。人間の「業」を徹底的に描く、ミステリ長編。『yomyom』連載を単行本化。

 囚人に仏道を説く教誨師の顕真。ある日、拘置所で一人の死刑囚が目に留まる。それは、大学時代に顕真を雪山の遭難事故から救った、無二の親友・関根だった。人格者として知られていた友は、なぜ見ず知らずのカップルを殺めたのか。裁判記録に浮かび上がる不可解な証言をもとに、担当刑事と遺族に聞き込みをはじめた顕真。一方、友として、教誨師として、自分にできることとは何か。答えの見出せぬまま、再び関根と対峙することとなる。想像を絶する、事件の真相とは。そして、死刑執行直前、顕真が下した決断は…。人間の「業」を徹底的に描く、渾身のミステリ長編!

 本書は、拘置所の教誨師を勤める僧侶を主人公に、死刑制度や冤罪、人は他人の為にどれだけのことが出来るのか…という救済と自己犠牲についてを書いた作品。著者の作品としてはミステリ色は薄いものの、罪や償いについて考えさせられる物語で、エンタメとしても面白かったです。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 16:11| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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