2020年06月17日

『ニューヨーク・タイムズを守った男』デヴィット・E・マクロー




 2016年の大統領選挙、そして続くトランプ政権。権力vs新聞社、真実か捏造か…。ニューヨーク・タイムズ社ニュース編集室の元弁護士が、アメリカの報道の自由が激しく混乱した時代の、重大な報道の裏側を綴る。

 民主党候補が多数名乗りをあげ、大統領選挙が本格的にスタートしたアメリカ。4年前、ドナルド・トランプが当選してから、アメリカの国内の政治状況は一変した。著者は、アメリカの代表的な新聞、「ニューヨーク・タイムズ」紙の社内弁護士。記者たちが日々取材してくるネタについて、様々なアドバイスを行ってきた。大統領から名誉棄損で訴えられるかもしれないニュースを報じるべきか、見送るべきか。…そんなニュース編集室の議論の内側を描く。格差が大きく、社会が分断されているといわれるアメリカで、なぜ今も新聞の報道が支持を得るのか。彼らのしなやかさと、行動の基本にある「憲法修正第一条」…「言論・出版の自由」を追った1冊。

 本書は、「ニューヨーク・タイムズ」紙の社内弁護士でもある著者が、ニュース編集室の議論の内側を描いた一冊。信念をもって行動する記者達の姿が印象深かったですが、改めて報道の自由についてを考えさせられる一冊です。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 19:55| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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