2020年07月11日

『潮首岬に郭公の鳴く』平石貴樹

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潮首岬に郭公の鳴く [ 平石貴樹 ]
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 函館で有名な岩倉家の美人三姉妹の三女が行方不明になった。遺留品のそばには、血糊のついた鷹のブロンズ像。祖父は家にある芭蕉の短冊額「鷹ひとつ見つけてうれし伊良湖崎」を思い出す。そして事件は新たな展開を見せ…。

 函館で有名な岩倉家の美人三姉妹の三女が行方不明になった。海岸で見つかった遺留品のそばに、血糊のついた鷹のブロンズ像。凶器と思われたこの置き物は、姉妹の家にあったものだった。祖父は家にある芭蕉の短冊額のことを思い出す。一つ家に 遊女も寝たり 萩と月。旅に病んで 夢は枯野を 駆け廻る。鷹ひとつ 見つけてうれし 伊良湖崎。米買ひに 雪の袋や 投頭巾。俳句に見立てた殺人事件なのか? 三女の遺体が見つかっても、犯人の手掛かりは得られないまま、事件は新たな展開をみせる…。三女が行方不明になったときから、謎は始まった。

 本書は、函館を舞台としたミステリ。愛憎入り混じる人間関係、事件解明のロジックは読み応えあるものの、ラノベ風の軽いタッチのため、それなりには楽しめたものの個人的にはイマイチでもありました。獄門島のオマージュ作品でもありますが、展開も平坦だったのが少々残念です。

【満足度】 ★★★
posted by babiru_22 at 20:00| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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