2020年08月19日

『トラックドライバーにも言わせて』橋本愛喜




 幅寄せ、路駐…。公道上でとかく悪者にされるトラック。そのドライバーも「態度が悪い」と批判される。元トラックドライバーの著者が自身の体験と現役ドライバーの声をもとに、これまで語られてこなかった事情を解説する。

 強引な幅寄せ、ノロノロ運転と急ブレーキ、堂々と路駐…公道上でとかく悪者にされるトラック。そのドライバーも「態度が悪い」と批判されがちだが、内情を知れば、複雑な事情が見えてくる。「彼らは底辺職なのか」「休憩中エンジンを切らない理由」「プロの眠気対策」等々、これまで語られてこなかった本音を元トラックドライバーの女性ライターが徹底解説。読後、街中でトラックを見る目が一変すること必至!

 本書は、これまで語られてこなかったトラックドライバーたちの「本音」と、物流業界が抱える諸問題の本質を、元トラックドライバーで女性ライターでもある著者が徹底解説した一冊。トラックドライバーの実情と過酷な労働環境、物流業界の問題点が非常に分かりやすく書かれており、問題点の指摘だけでなく、ドライバーや業界への提言もあり、とてもバランスの取れた内容となっています。我々の生活も物流があって成り立っているところも多いだけに、構造的な様々な問題点が少しでも解決されることを望みます。

【満足度】 ★★★★☆
posted by babiru_22 at 18:05| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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