2020年08月25日

『漂流郵便局−お母さんへ− 届け先のわからない手紙、預かります』久保田沙耶




 瀬戸内の粟島にある古い郵便局舎を蘇らせたアートプロジェクト、漂流郵便局。「届け先のわからない手紙を受け付ける郵便局」として預かった4万通の手紙から、お母さんあて、お母さんからの手紙を収録。オリジナルはがき付き。

 返事はないとわかっていても、想いを伝えたい人…あなたにもいませんか? 心をゆさぶる69通の手紙。瀬戸内の小さな島にある不思議な郵便局の物語。

 本書で書かれる「漂流郵便局」は、もともと2013年の瀬戸内国際芸術祭の出展作品として、瀬戸内の粟島にある古い郵便局舎を蘇らせたアートプロジェクトで、「こちらは、届け先のわからない手紙を受け付ける郵便局です。いつか所在不明の存在に届くまで、手紙を漂わせてお預かりします。」というコンセプトが話題を呼んで、開局7年目の今、預かる手紙は4万通を超えましたが、本書は開局以来続々と届くお母さんあて、お母さんからの手紙を収録したもの。色々な人の想いが届く漂流郵便局の取り組みについても非常に興味を持ちました。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 19:03| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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