2020年11月10日

『あふれる家』中島さなえ

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あふれる家 [ 中島さなえ ]
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 わたしは小学校に上がるまで、どこの家も満員御礼で暮らしているのだと疑っていなかった…。中島らもを父にもつ著者が、自身の破天荒でファンキーな「家」を舞台に、世にも奇妙な小学4年生の夏休みを描く。自伝的長編。

 明日実の家には、つねに人があふれている。バンドマンのトキオ、薬剤師のアキちゃんら両親の友達だけでなく、見知らぬ大人が平気で寝泊まりする家だ。父は放浪中、母は入院中。小4の明日実は、一風変わった大人たちに彩られ、奇妙でファンタスティックな夏休みを過ごす。

 本書は、故・中島らもを父としてもつ著者が、はじめて自身の破天荒でファンキーな「家」を舞台に世にも奇妙な小4の夏休みを描いた自伝的長編小説。物語は、一癖も二癖もある、常連の居候たちの他、入れ替わり立ち替わり、いろんな人が寝泊まりする家で、両親に劣らずパワフルな「わたし」のひと夏を描いた作品。中島らもの娘さんの自伝的小説ということで、興味を持って読みましたが、ハチャメチャな同居人たちを見つめる観察力と、それをユーモアに代えるセンスは面白かったです。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 17:00| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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