2020年11月17日

『食っちゃ寝て書いて』小野寺史宜

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食っちゃ寝て書いて [ 小野寺 史宜 ]
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 作家の横尾成吾はここ数年、鳴かず飛ばずの状態が続いていた。ずっと一人で生きてきた横尾は、今後の身の振り方を考えはじめる。一方、横尾の新しい担当・井草菜種は、自身同様長く停滞中の横尾と本気で向き合いはじめ…。

 作家の横尾成吾はここ数年、鳴かず飛ばずの状態が続いていた。50を前にそろそろ出版社から声がかからなくなるのでは、との不安を感じていた矢先、担当編集者からボツを食らわされ、不安に拍車がかかる。書くことを何よりも優先し、ずっと一人で生きてきた横尾。友人・弓子の思わぬ告白もあり、今後の自分の身の振り方を考えはじめる。一方、横尾の新しい担当になった井草菜種は、これまでヒット作を出したことがなく、もう後はないと気は焦るばかり。菜種は、自身同様長く停滞中の横尾と本気で向き合いはじめる……。

 本書は、50歳の売れない作家・横尾成吾の担当になった編集者の井草菜種が、新たな小説を生み出すまでの1年を交互の視点で描いた物語。展開は淡々としていますが、作家や編集者の仕事の一端が詳しく描かれ、作家と編集者の関係性もわかって面白かったです。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 18:12| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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