2020年11月24日

『腰の激痛 最高の治し方大全』菊地臣一




 現在、国民が訴える不調の第1位は腰痛。治療を続けてもなぜ治らない? 痛みが和らぐ体操は? 腰痛診療の第一線で活躍してきた脊椎外科の専門医陣が、患者の疑問や質問、不安について、最新の知見に基づく解決策を示す。

 日本人の国民病といわれて久しいにもかかわらず、いまだ患者数の増加に歯止めがかからない「腰痛」。二足歩行の人間の宿命ともいわれるが、長年、腰痛の85%は原因不明と考えられ、有効な対策に出合えずに慢性化を許す人が非常に多いことが懸念されている。こうした腰痛や坐骨神経痛をなんの対策も講じずに放置して悪化・進行させれば、生活に大きな支障をきたし、やむなく転職や休業を迫られる人も少なくない。さらには、腰痛の最終形態ともいわれる「脊柱管狭窄症」の発症にもつながり、少しずつしか歩けなくなる間欠性跛行や排尿・排便障害など重い症状も生じかねない。 しかし、脊椎の専門医らによると、大半の腰痛はきちんと診察すれば原因を特定でき、その原因に応じた対策や治療を行えばかなりの高確率で改善できることがわかってきたという。本書は、脊柱管狭窄症に至るさまざまな腰痛の原因(椎間板ヘルニア・すべり症・分離症・圧迫骨折など)について総合的に取り上げ、それぞれの最善の治し方や対処法を、一問一答形式で専門医に解説してもらった究極の腰痛対策本。独りで思い悩んでいる腰痛持ちの患者さんを一人でも減らすため、有用・有益な情報だけを届ける一冊とすることを主眼にした、腰痛患者必携の書。

 本書は、急性のギックリ腰から、椎間板ヘルニア・すべり症・分離症・圧迫骨折、果ては脊柱管狭窄症まで、なかなかよくならずに慢性化し、医療難民化する人も多い腰痛の本当のところがわかる、日本を代表する名医陣による一問一答事典。12章に分けて「腰痛についての疑問」「腰痛を招く原因についての疑問」「症状についての疑問」「診察・検査・診断についての疑問」「治療についての疑問」「保存療法についての疑問」「薬物療法についての疑問」「運動療法についての疑問」「日常動作についての疑問」「セルフケアについての疑問」「食事についての疑問」「手術についての疑問」…と、Q&Aとして分かりやすく解説されている他、痛みを和らげる、体操やストレッチも紹介さけているため、腰痛持ちの人にはオススメの一冊です。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 17:41| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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