2020年12月15日

『幻のアフリカ納豆を追え! そして現れた〈サピエンス納豆〉』高野秀行




 世界の食は納豆に通じていた。イスラム過激派出没地域から南北軍事境界線まで、著者は幻の納豆を求めて彷徨い歩く。そして取材の末に辿り着いた、人類の食文化を揺るがす新説「サピエンス納豆」とは…。高野ワークスの集大成。

 究極の納豆は、アフリカの辺境に存在した……。知と食欲を刺激する前人未踏のミステリー冒険譚! アジア辺境の納豆の存在を突き止めた著者が、今度は、IS出没地域から南北軍事境界線まで、幻の納豆を追い求める。隠れキリシタン納豆とは。ハイビスカスやバオバブからも納豆がつくられていた!? そして、人類の食文化を揺るがす新説「サピエンス納豆」とは一体。執念と狂気の取材が結実した、これぞ、高野ワークスの集大成。

 本書は、前作『謎のアジア納豆そして帰ってきた<日本納豆>』で、納豆は日本人だけの食べ物ではないと証明した著者が、今回は、アジアだけでなくアフリカにも納豆のようなうま味調味料があると聞き及び、調査に赴き、その秘密に迫ったノンフィクション。納豆を追いかけて、ナイジェリア、セネガル、韓国、そしてブルキナファソへと納豆を追い求める姿は、とにかく面白く、探求の旅の様子に思わず引き込まれました。

【満足度】 ★★★★☆
posted by babiru_22 at 19:03| Comment(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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