2025年03月05日

『ホワイトカラー消滅 私たちは働き方をどう変えるべきか』冨山和彦




 少子高齢化による深刻な人手不足と、デジタル化の進展による急激な人余りが同時に起きつつある日本社会。人手不足はローカル産業で生じ、人余りはグローバル産業で顕著に起こる。これまでの常識に捉われるホワイトカラーは、生き残る選択肢がほとんどなくなってゆく。企業再生支援の第一人者による、国、組織、個人…それぞれの抜本的再生を促すための緊急提言!

 深刻な人手不足と、デジタル化の進展による急激な人余りが同時進行する日本。生成AIをはじめとする技術革新によってホワイトカラーの仕事が急速に奪われていく局面で、自分自身の生き方、働き方、スキルをどうすべきか?

 本書は、少子高齢化による深刻な人手不足と、デジタル化の進展による急激な人余りが同時に起きつつある日本社会で、人手不足の状況でなぜ人が余るのかを解説した一冊。AIやデジタル技術の発展によって、従来のデスクワークやオフィス業務が急速に変化している現状に警鐘を鳴らし、どのような働き方を目指すべきかを提案しており、デジタルシフトの課題と対策なども参考になりました。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 16:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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