保護費を毎日1000円だけ手渡し、残りは金庫にしまうなど、異常な運用がおこなわれていた桐生市の生活保護行政。助けを求める市民を威圧し、支給を徹底的に削る姿勢が、次々明らかになる。支援と取材の現場から迫ったルポ。
「健康で文化的な最低限度の生活」を保障する生活保護制度が根底から歪められた。群馬県南東部の桐生市。高齢化などにともなって生活保護率が高くなっている周辺自治体とは正反対に、年を追うごとに保護率が激減していく異常なデータ。「ハローワークへ毎日行って求職活動をしてください。窓口で書類に印鑑を押してもらい、私たちがそれを確認できたら1000円お渡しします」。違法で過酷な水際作戦に、ついに当事者が声をあげ、支援者が奔走する…。
本書は、群馬県桐生市で発覚した生活保護行政の深刻な不正・違法運用問題について、支援活動家とジャーナリストの視点からその実態と背景を徹底的に追及したルポルタージュ。長年にわたり、桐生市が生活保護の申請者・利用者に非人道的な対応を取り、「命の砦」である制度を根底から歪めていた実態が克明に描かれています。自治体で生活保護制度が違法かつ非人道的に運用されていた衝撃的な実態を、支援者と報道の現場から詳細に記録し、行政の責任と制度のあり方を問う内容は読みごたえがありました。
【満足度】 ★★★★
ラベル:桐生市事件
![[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。] [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/025301ea.faf4a036.039bd931.43d09262/?me_id=1213310&item_id=21515981&pc=https%3A%2F%2Fimage.rakuten.co.jp%2Fbook%2Fcabinet%2F6169%2F9784911256169_2_59.jpg%3F_ex%3D300x300&s=300x300&t=picttext)

