2026年03月05日

『春の星を一緒に』藤岡陽子

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

春の星を一緒に [ 藤岡 陽子 ]
価格:1,980円(税込、送料無料) (2026/3/5時点)




 シングルマザーとして息子と生きてきた看護師は、緩和ケア病棟で幸せに生ききる最期を模索する日々を送る。親子の夢の行方は…。『満天のゴール』続編。

 旅立つ人が最期まで幸せを感じてくれたなら、残される人も未来に希望が持てる。奈緒(40歳)はシングルマザーの看護師として一人息子の涼介と寄り添い生きてきた。そんな折、大きな転機が訪れ、東京の緩和ケア病棟で働くことに。死を間近に見つめ、幸せに生ききる最期を模索し続ける日々。一方、強く抱く母子の夢の行方、そして二人のこれからは…。緩和ケア病棟を舞台に、綿密な取材と圧倒的リアリティ、温かな視線で人々の生き様を丁寧に紡ぐ。

 本書は、現役看護師でもある著者ならではのリアルな終末期医療の現場を舞台に、主人公とその家族、そして関わる人々との深い人間愛を描いた感動作。前作『満天のゴール』の続編で、前作同様にホスピス(緩和ケア病棟)を舞台に、看護師である主人公と、そこで出会う人々との交流を通して、命の輝きと死の迎え方を描いた物語でもありますが、「生」と「死」の隣り合わせにある日常、親子の絆、終末期医療…と重いデーマではありますが、温かく尊い死生観が貫かれており、人が人を想う気持ちを見事に表現した作品です。

【満足度】 ★★★★
posted by babiru_22 at 20:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック